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No.238 行動体力

メンバーさんの目的の中には体力向上というものがあります。疲れやすいのを解消したいと言う目的なのだと思います。

この体力には大きく分けて2つの考え方があります。
1つは行動体力、もう一つが防衛体力です。
行動体力は自ら動くための体力。
防衛体力は体を守るための体力となります。

本日は行動体力についてご説明しますね。

実は行動体力も3つに分けられるんです。
それは行動を起こすための体力、行動を維持するための体力、行動を調整するための体力となります。

行動を起こすための体力は、物を持ち上げたり、押したりするような筋力。速く動くためのスピード。そして筋力とスピードを掛け合わせたパワーです。つまりこれらは、積極的に動くための体力ですね。

では次に、維持するための体力について。これは物を持ち続けたり、体を動かし続けたりする全身持久力、しなやかに動くための柔軟性が該当しますね。日常生活動作(ADL)をスムーズに行うためには、この体力が必要となります。
スモールジムではこの体力を強化することが目的の1つとなっています。

最後に調整の体力。これは素早く反応する敏捷性、平衡感覚を保つバランス、うまく動くための巧緻性があります。

これら3つの行動体力の中で、重要視しなければいけないのは、行動を維持するための体力ですね。
この体力がないと生活そのものが苦痛になってしまいます。人の世話にならずに長く自分で行動できる体力を身に付ける事は非常に重要なことですね。

そしてこの体力を維持するためには、週一回の筋トレで充分です。週一回で充分に筋力の向上・維持ができます。
そして、何より大切なのが「継続」となります。

皆さんもいつまでも元気に動ける行動体力をトレーニングを継続することで身に付けていきましょう。