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No.107 12月21日 病気の予防について

みなさん、こんにちは!

スモールジムBEKINDの山﨑です。

 

先日元CCBのドラム兼ボーカルだった笠浩二さんが脳梗塞でお亡くなりになりました。私と同年代で「Romanticが止まらない」などのヒット曲を飛ばしたことで有名な方です。晩年は糖尿病を患っていたそうです。60歳ですので早すぎる死です。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

糖尿病といえば血液中の糖が以上に増えてしまう病気です。いわゆる血糖値が高い状態です。本来血糖値が上がると膵臓からインシュリンというホルモンが出て、糖を細胞に取り込む働きをしますが、この機能が弱くなったり失われたりして血糖値が上がりっぱなしになるのです。

 

血糖値が高い状態が続くと様々な障害をもたらしますが、一番は血管が痛めつけられることです。特に毛細血管は繊細ですのでダメージは大きくなります。当然脳梗塞や心筋梗塞などの血管系の疾患の確率が上がってしまうわけです。

 

糖尿病は生活習慣と関係なく起こってしまうタイプ(Ⅰ型糖尿病)がありますが、90%以上は生活習慣がもとでなってしまうⅡ型です。

 

これは習慣を管理することで防ぐことが出来る病気です。定期的な血液検査で「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」をモニタリングして、異常値にならないように食べ過ぎないようにしたり、ADL(日常の活動量)を増やしたりします。

 

「分かっているんだけど食べ過ぎちゃうんですよね~」とは良く聞かれる言葉ですが、なんとかコントロールできるようなコツを会得したいものです。

 

スモールジムBEKINDでは、そのような生活習慣のコツなども一緒に考えていきます。みなさんがいつまでもお元気でいられますように。

 

 

ではまた明日。