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なぜ「陸上の筋トレ」で水泳が速くなるのか?

皆さん、こんにちは。

 

火曜日のブログでは、入会半年の50代会員様が、水泳のマスターズ大会で「5年越しの自己ベスト更新」を達成されたお話を紹介しました。 「プールで泳ぐ練習を増やしたわけではないのに、なぜ速くなったの?」 今日はそのメカニズムについて、少し専門的な視点から解説します。

 

結論から言うと、当ジムで行っている「基本のトレーニング」が、水泳に必要な**『推進力』『抵抗の軽減』**に見事にハマったからです。詳しく見ていきましょう。

 

1. 下半身の強化(スクワット・レッグプレス)

水泳では股関節を支点とした脚部の上下運動(バタ足というんでしょうか)が入ります。この運動には大臀筋とハムストリングが大きく関わってきます。その強化が推進力を増していると思われます。また同時に泳いでいる最中に足が沈みにくくなり、水の抵抗を減らす効果も生まれます。

 

2. 広背筋の強化(ラットプルダウン)=「エンジンの排気量アップ」 水泳で前に進むためのメインエンジンは、背中の「広背筋」です。 ラットプルダウンでここを鍛えたということは、例えるなら、手で水をかく「パドル」を大きくし、さらにそれを回すモーターを強力なものに載せ替えたようなものです。 同じ「ひとかき」でも、今までより多くの水を力強く後ろに押し出せるようになったため、グイグイと前に進む推進力が生まれました。

 

3. 体幹の安定(ドローイン)=「剛性のある船体」 そして、忘れてはならないのが「ドローイン(お腹を凹ませる呼吸法)」の効果です。 いくら手足のエンジンが強くても、胴体(ボディ)が柔らかいゴムのようにグニャグニャしていては、力が逃げてしまいます。 ドローインで腹圧を高め、体幹をガチッと安定させることで、手足が生み出したパワーをロスすることなく「進む力」に変えることができました。また、体が一直線のきれいな流線型になるため、水の抵抗も最小限に抑えられます。

 

つまり、今回の記録更新は奇跡ではなく、**「理にかなった身体機能の向上」**による必然の結果なのです。

 

これは水泳に限りません。 ゴルフの飛距離アップも、登山でバテない体作りも、すべては「土台(下半身・体幹)」と「動力(背中)」の強化から始まります。

「趣味をもっと楽しみたい」 そう思ったら、まずはその土台作りを私たちにお任せください。あなたの体には、まだ眠っている能力があるはずです!