· 

寝不足で食欲が暴走する科学。脳を支配する2つの「満腹・空腹ホルモン」の正体

皆さん、こんにちは。スモールジム BE KIND代表の山崎です。

 

火曜日のブログでは、睡眠不足が食欲を異常に増進させてしまうため、体重管理には「しっかり眠ること」が絶対に欠かせないというお話をしました。

今日は、睡眠不足のときに私たちの体内で一体何が起きているのか、その裏に隠された「2つの食欲ホルモン」のメカニズムを詳しく解説します。

 

キーワードは、「グレリン」と「レプチン」です。

 

私たちの体は、この2つのホルモンが天秤のようにバランスを取り合うことで、適切な食欲を保っています。

 

グレリン(食欲増進ホルモン): 胃から分泌され、脳に「お腹が空いたからご飯を食べて!」と強烈にアピールする、いわば「胃袋の呼び出しベル」です。

 

レプチン(食欲抑制ホルモン): 脂肪細胞から分泌され、脳の満腹中枢に「もう十分栄養が足りているから、食べるのをストップして大丈夫だよ」と伝える「満腹のブレーキ」です。

 

本来なら、この2つがバトンタッチしながら健康的な体型を維持してくれるのですが、睡眠不足(例えば睡眠時間が5時間以下など)になると、この天秤が恐ろしい角度で傾きます。

 

睡眠が足りないと、脳が危機感を覚え、なんと食欲増進ホルモンである「グレリン」の分泌量を増やし、逆に食欲を抑えてくれる「レプチン」の分泌量を劇的に減らしてしまうのです。

 

ブレーキが壊れた車で、アクセルをベタ踏みしているような状態ですから、寝不足の日に食欲が暴走するのは、医学的に見ればごく自然な現象なのです。さらに恐ろしいことに、寝不足の脳は高カロリーなものを欲する傾向があることも分かっています。

 

また、睡眠不足は筋肉の成長にとっても大敵です。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉を修復し、体脂肪を燃焼させる働きがあります。睡眠が短いと、せっかくジムでトレーニングをして筋力不足を解消しようとしていても、筋肉がうまく合成されず、基礎代謝が上がりにくくなってしまいます。

 

筋肉量が落ちれば、当然ながら太りやすく痩せにくい体になりますし、関節を支える力が弱まって膝痛や腰痛、さらには慢性的な肩こりを引き起こす原因にも繋がってしまいます。

 

だからこそ、スモールジム BE KINDでは、週1回の運動を習慣化することと同時に、日常生活の「休養(睡眠)」の質を高めることをとても重視しています。

 

実は、日中に適度な運動をして体を心地よく疲労させておくことは、夜の「深い睡眠」を作り出すための最高のスイッチになります。「ジムでしっかり動いた日は、夜中に一度も起きずにぐっすり眠れる!」という嬉しいお声も、メンバー様からたくさんいただいています。

 

つくば・牛久にお住まいの皆様。

リバウンドのない正しい体重管理(減量)への最短ルートは、必死に食欲と戦うことではなく、まずは「脳とホルモンを味方につけること」です。

 

今夜はスマホを少し早めに置いて、ご自身の体をゆっくり休ませてあげてください。

「よく寝て、よく動く」。そんなシンプルで最強の健康習慣を、私たちと一緒に作っていきましょう!